【2021最新】寒冷地エアコンのおすすめと選び方!メーカー比較でわかった本当に選ぶべきエアコンとは?

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この記事では、寒冷地エアコンの選び方とおすすめ機種についてご紹介します!
寒冷地エアコンと普通のエアコンの違いって?メーカーごとに違いはあるの?という気になる疑問を徹底的に解説しました!

肌寒くなってくるとそろそろ暖房器具の出番ですが、電気ストーブやファンヒーターは電気代や灯油代が結構かかりますよね。

少しでも光熱費を抑えたいという方の中には、エアコンをメイン暖房にしようと考えている方も多いと思います。

そこで今回は暖房能力の高い寒冷地エアコンについてまとめました

寒冷地エアコンとは
目次

寒冷地エアコンとは?

そもそも寒冷地エアコンってどんなもの?

カンタンにいうと寒冷地のように外が寒くても暖房能力が低下しないエアコンのことだよ!

エアコンというと、いわゆる冷房の「クーラー」のイメージが強いという方も多いと思いますが、実は最近のエアコンは暖房としても使えるような機種が増えてきています。

寒冷地エアコンとは、その名の通り寒冷地のような外気温が低い場所でも、メインの暖房として温風がしっかり出るエアコンのことなんです。

寒冷地エアコンと普通のエアコンなにが違うの?

寒冷地仕様も普通のエアコンも、温風や冷風が出る仕組みはどちらも同じ。では一体何が違うのかというと、主な違いは以下の3つです。

寒冷地エアコンの特徴
  • 暖房のパワーが強い!
  • 霜取り運転に入りにくい
  • 室外機に凍結防止ヒーターが入っている

暖房のパワーが強い

寒冷地エアコンは、外気温が低くてもたくさんの熱を集められるように、出力を高く設定し熱交換器も大きいものを搭載しています。

そのため同じ適用畳数のエアコンと比べ、暖房のパワーが1〜2ランクほど強くなっているのが特徴です。

さらに外気温が下がってもパワーが落ちにくいので、メインの暖房器具として使うことができます。

霜取り運転に入りにくい

エアコンで暖房をしている時、急に暖房が止まったなんてことはありませんか?それはエアコンが室外機についた霜を溶かす「霜取り運転」に入っているんです

外気温が低い中でエアコン暖房をすると、室外機を巡る冷媒ガスはとても冷えていて、室外機に霜がたくさん付きます。

その霜を溶かすために、室内に放出している暖かい熱を室外機に送り返し霜を溶かすのが霜取り運転です。普通のエアコンのほとんどは、その霜取り運転に定期的に入るようになっています。

寒冷地仕様のエアコンは霜取り運転に入りにくい制御になっていて、霜取り運転に入ってもすぐに通常の暖房運転をする仕組みになっているんです。

室外機に凍結防止ヒーターが入っている

寒冷地仕様のエアコンには、室外機に凍結防止ヒーターが搭載されています。

エアコンの暖房運転中、外気温が低いと室外機に霜がつくので、霜を溶かすために霜取り運転をするのですが、溶かした後の排水をそのままにしておくと凍ってしまい、排水穴を塞いでしまうことも。

そういったことを防ぐために、室外機に凍結防止ヒーターが搭載されています

寒冷地エアコンと普通のエアコンどっちがおすすめ?

一般的に冬場の外気温がマイナス10度以下になる地域は、寒冷地エアコンの方がいいと言われています。

東北や北陸の寒冷地でもそこまでの気温なる事はあまりありませんが、最近では南東北や北関東でも寒冷地エアコンは売れています。

その理由は、寒冷地でなくとも外気温が5℃以下になると霜取り運転に入りやすくなるという点と、ファンヒーターやストーブではなく、エアコンだけで暖房をしたいという方が増えているため。

夏の冷房と冬の暖房を、エアコンだけで快適に過ごしたい方や、寒がりだったり冷え性の方も、寒冷地エアコンなら間違いないといえます。

寒冷地エアコンがオススメな人
  • 外気温が5℃以下になる地域
  • ファンヒーターを使わずに暖房したい
  • 夏も冬もエアコンだけで快適に
  • 寒がりや冷え性の方

寒冷地エアコンの選び方

ポイント①畳数を選ぶ

エアコンの畳数の見方はお部屋の環境によって違います。
木造住宅と鉄筋住宅で対応畳数が変わってくるのですが、例として10畳用のエアコンの適用畳数をみてみましょう。

同じ10畳用でも、木造住宅と鉄筋住宅では適用畳数がこんなに違っているんです。
木造戸建てやアパートの場合は左側の小さい数字を、マンションや団地の場合は右側の大きい数字がそれぞれの対応畳数になりますよ〜。

ちなみに、大きめのサイズを選んだ方がいい場合もあります。
以下のような環境の場合は、対応畳数の1〜2サイズ上のものがオススメです。

こんな場合は大きめを選んで!
  • 極端に寒い地域・暑い地域
  • 天井が高い・吹き抜けがある
  • 日当たりがよく大きいガラス窓がある

先ほどの畳数の目安は東京を基準にしているので、寒い地域は暖房、暑い地域は冷房のパワーが足りない可能性があります。

最近人気の天井が高く吹き抜けのある作りのお家も、エアコンのパワーが強くないと効きが悪くなってしまうので、後からサイズ選びを失敗した…なんてことにならないために、こういった場合はちょっと大きめのサイズを選んでくださいね!

ポイント②使い方に合わせてグレードを選ぶ

エアコンにはグレードがあるのですが、使い方やお部屋に合わせてグレードを選びましょう。
寒冷地エアコンは、ほとんどのメーカーがハイスペックタイプと中間タイプの2つのグレードでエアコンを作っています

ハイスペックタイプの特徴
  • 暖房能力・省エネ性どちらも高い
  • 本体も高い
  • 清潔性・快適性も◎

ハイスペックな寒冷地エアコンの特徴は上記の通りです。暖房のパワーも強く、電気代も安いため、よく使うリビング向きとなっています。

中間タイプの特徴
  • 省エネ・暖房能力はハイスペックよりはやや落ちる
  • その分本体価格がお手頃になる
  • スペースのない場所にも取り付け可能な本体サイズ

中間クラスのものはハイスペックのものより省エネ性、暖房能力はやや落ちますがその分購入しやすいお手頃価格。そのため寝室や子供部屋などに選ばれることが多いです。

本体のサイズも幅が狭かったり高さが低かったり、今まで取り付けを諦めていた場所でも取り付けられるサイズになっています。

リビング向け寒冷地エアコンのチェックポイント

グレード別の寒冷地エアコンのおすすめ機種をご紹介します!
暖房能力・省エネ性・快適度・清潔性などの観点からランキングにしました。

ハイスペックな寒冷地エアコンは、暖房能力や省エネ性などが素晴らしくリビング用にぴったり。
寒冷地エアコンは暖房能力が高いので、どれを選んでもきちんと暖まるし冷やすことができます。
その上で「どれだけ快適に使うことができるか」という部分が大事なポイント。

快適に過ごすための機能で重要なものはこちらの6つです!

快適に過ごすためのチェックポイント
  1. 暖かさ→霜取りに入りにくいかどうか
  2. 熱交換器洗浄→熱交換器を洗浄し清潔に保つ
  3. 省エネ性→省エネ性能が高ければ高いほど電気代が安くなる
  4. 気流の制御→エアコンの風をコントロールする
  5. 除湿能力→除湿の方式で除湿力が違ってくる
  6. スマホ連携→スマホでエアコンの操作をする

これらのポイントを踏まえてランキングを作成しました。

リビング向けおすすめ寒冷地エアコンランキング2021

1位 日立メガ暖 XKシリーズ

日立XKシリーズの評価
暖かさ
(5.0)
清潔性
(4.5)
省エネ性
(5.0)
快適性
(4.0)
総合評価
(5.0)

1位は日立のメガ暖XKシリーズです。内部を清潔に保つ、凍結洗浄ファンロボに加え、今年は室外機の凍結洗浄がプラスされてますますクリーン機能がアップしました✨

省エネ性・清潔性・速暖性がよく、量販店では特に人気があります。

凍結洗浄ファンロボ
内部をクリーンにする凍結洗浄ファンロボ

日立のしろくまくんはエアコンの内部と室外機を自動でお掃除してくれるのが特徴だよ!

お掃除しづらい場所を勝手に掃除してくれるなんて便利だね!

他のメーカーと大きく違うのはお掃除機能。
今までのエアコンは、フィルター掃除がついていても、エアコン内部の熱交換器やファンまではお手入れできず、汚れが溜まっていました。

凍結洗浄ファンロボは、フィルター清掃だけではなく熱交換器とファン、そして室外機まで自動でお掃除してくれる便利な機能がついています

ファンの部分はブラシでホコリを取り、その上にある熱交換器は凍らせて霜をつけ、油やホコリを洗い流し、室外機も凍らせて洗浄。これらを自動で定期的に行うので、エアコンの中と外をキレイに✨

さらにカビバスターという機能で、カビが生えそうな状態になると、自動でイオンを内部に充満させて加熱乾燥し、使っていない時期も清潔性を保ちます。

今年のモデルからは無線LANも内蔵になったので便利さもアップ!

暖房も温まるスピードが特に早く、除湿機能も再熱除湿という、寒くならない除湿なので冷房が苦手な女性に特に人気の機種です。

ポイント
  • 凍結洗浄ファンロボ+室外機洗浄でクリーン機能アップ
  • カビバスターで1年中自動でキレイに

2位 富士通ゼネラル ZNシリーズ

富士通ZNシリーズの評価
暖かさ
(5.0)
清潔性
(3.5)
省エネ性
(4.0)
快適性
(4.0)
総合評価
(4.0)

富士通の寒冷地エアコンは、ちょっとパワーが弱かったり省エネ性が低かったりというものが多かったのですが、今年からは一新されてハイパワー・省エネ性を兼ね備えたモデルが出ました。

富士通も日立と同じく清潔性に力を入れており、加熱除菌というクリーン機能がついています。

加熱除菌とは、熱交換器をコーティングし、冷房・除湿のときに出た水分で汚れを流します。そのあと55℃に加熱し、水分をお湯に変えて除菌をする、湿熱効果というものを利用したクリーン機能となっています。

手動で行わなければいけない点と、加熱中は部屋の温度が上がってしまうのが、ちょっとだけマイナスポイントでした。

3位 パナソニックUXシリーズ

パナソニックUXシリーズの評価
暖かさ
(4.5)
清潔性
(3.5)
省エネ性
(4.0)
快適性
(3.5)
総合評価
(3.0)

パナソニックは室外機に凍結防止ヒーターと蓄熱機を搭載しています。

今ままで捨てていた熱をエネチャージに蓄えておき、霜取り時にその熱を使って霜取りをするので霜取り運転中も暖房が止まりにくくなっています。

公式サイトや量販店では「霜取り中も暖かさノンストップ」と書いてありますが、止まらないなんてことはないので注意してくださいね💡

パナソニックのフィルター清掃は、自動排出といって掃除したあと配管を通り、自動で屋外にホコリを捨ててくれます。
通常のエアコンは、ダストボックス方式といって、内部のゴミ箱にホコリが溜まるようになっているので、勝手に捨ててくれる自動排出は便利な機能です。

しかし、部分に汚れがたまりメンテナンス費がかかる可能性もあり、メリットデメリットは両方あります。(今年からはダストボックス方式と手動で切り替え可能)

清潔性に関しては、ナノイーXという高濃度のイオンで、熱交換器のカビを抑制。さらに部屋のニオイや花粉、菌などの抑制にも効果が。

あくまで抑制ですがl、ナノイーは根強い人気があります。

4位 ダイキン DXシリーズ

ダイキンDXシリーズの評価
暖かさ
(4.5)
清潔性
(2.0)
省エネ性
(4.0)
快適性
(3.5)
総合評価
(3.5)

ダイキンのDXシリーズです。ダイキンは加湿ができることで有名ですが、寒冷地仕様のものには加湿機能がついていないません。

ダイキンのDXシリーズは、室外機に凍結防止ヒーターが搭載されているのと、最下部の冷媒用パイプ部分に温度が高い冷媒を循環させることで霜を付きにくくしています。

寒冷地エアコンは電気代がちょっと高いものが多いのですが、日立とダイキンの機種は省エネ性能が高く電気代が特に安いです。

エアコン暖房は冷房に比べて電気代が少しかかってしまうので、リビングなどよく使う部屋では省エネ性能も大事なポイントになってきます。

清潔機能は、水内部クリーンと言って、冷房時に出る水分で汚れを落とし、その後ストリーマという酸化分解力のあるプラズマ放電で汚れを分解。
クリーン機能は手動で、時間が長くかかる(最大195分)のと電気代が1回45円というのが、他のメーカーと比べるとイマイチ。

しかし空調専門のメーカーなので、室外機がしっかりした作りで、サポートセンターも24時間365日のため安心感があります。

5位 三菱ZDシリーズ

三菱ZDシリーズの評価
暖かさ
(4.0)
清潔性
(2.0)
省エネ性
(2.0)
快適性
(3.5)
総合評価
(3.0)

CM効果なのか問い合わせが1番多いのがズバ暖霧ヶ峰。

デュアルオンデフロスト構造という、熱交換器が半分ずつ交互に霜取りをするので、暖房が止まりにくくなっています。

しつこく書きますが霜取りで止まらないなんてことはなく、外気温や湿度で止まることはあるので注意が必要です。


清潔性に関しては、汚れんボディという汚れにくいコーティングと、外れるボディという、熱交換器を自分でお手入れしやすい作りに。ファンの部分はお手入れ不可ですが、自分で熱交換器をお手入れしたい方向けの作りになっています。

リモコンにあるAIボタンを押せば、ムーブアイで温度を自動で調整してくれます。温度設定しなくても、勝手に快適な運転をしてくれるのが嬉しい。

省エネ性能などは他のメーカーに比べてグッと低いのがイマイチポイント。

寝室・子供部屋向け寒冷地エアコンランキング

寝室や子供部屋にぴったりな中間グレードの寒冷地エアコンをご紹介します。畳数は全て6畳用で比べました。

1位 日立HKシリーズ

HKシリーズは暖房能力が高く、省エネ性もいいので寝室や子供部屋で暖房を使う方に特にオススメです。
さらに凍結洗浄付きなので内部の清潔性も◎

意外と好評なのは除湿機能。寒くならない再熱除湿なので、冷房が苦手な方にも湿度だけを下げて部屋の温度は高いままに保つことができます。

2位 富士通DNシリーズ

今まであった幅68.6cmのGNシリーズから幅77cmで高さ25cmのDNシリーズへとリニューアルされました。

パワーや省エネ性能はやや落ちたものの、無線LAN内蔵と高温加熱付きになったので、外からの操作もできて、冷房・除湿時に高温加熱による内部の清潔性も期待できます。

3位 三菱XDシリーズ

ムーブアイが搭載されたXDシリーズ。
省エネ性はそこそこですが、冷房と送風を自動で切り替えるハイブリッド運転やムーブアイなど工夫がされています。

4位 パナソニックTXシリーズ

薄型ボディのTXシリーズ。マイナス25℃でも運転可能。
霜取り前もあらかじめ温風を強く出しておくので、霜取り中も寒さを感じさせない工夫がほどこしてあります。

5位 東芝 VNシリーズ

お掃除機能は付いていないものの、価格の安さと省エネ性の高さのバランスがいいエアコンです。

100V電源のみなので、200Vが使えない家庭でも導入できます。

寒冷地エアコンメーカー別比較

寒冷地エアコンは各メーカーから出ていますが、どんな機能がついているのかなかなかわからないもの。
各メーカーの特徴や機能をご紹介します。

まずはひと目でわかる全メーカーの比較表をご紹介します。
各メーカーの比較は、前述した快適に過ごすための6つのチェックポイントを元に比較しました。

快適に過ごすためのチェックポイント
  1. 暖かさ→霜取りに入りにくいかどうか
  2. 熱交換器洗浄→熱交換器を洗浄し清潔に保つ
  3. 省エネ性→省エネ性能が高ければ高いほど電気代が安くなる
  4. 気流の制御→エアコンの風をコントロールする
  5. 除湿能力→除湿の方式で除湿力が違ってくる
  6. スマホ連携→スマホでエアコンの操作をする

ポイント① 霜取り運転

寒冷地エアコンは霜取りに入りにくい作りなのですが、機種によって霜取りの入り方が違っています。

ポイント②省エネ性

暖房を使うにあたって大事なのが省エネ性。省エネは省エネ達成率とAPFの数値で見ることができます。

省エネ達成率はなんとなくわかるけどAPFってなんのこと?

省エネ達成率は、基準をどれくらい達成しているのか表していて、APFは1あるエネルギーをどれだけ効率よく使っているかを数値化したものだよ!

ポイント③お掃除機能

最近のエアコンはフィルターを自動でお掃除してくれるモデルが多いのですが、さらにその上をいくのが熱交換器を綺麗にできるというエアコン。
熱交換器は自分ではなかなか掃除ができない部分のため、これがあると清潔さを保ちながら使うことができます。

ポイント④気流の制御

気流の制御はお部屋で快適に過ごすために大事なポイント。

エアコンは全体空調と部分空調に分けられるのですが、それぞれ工夫をしながら快適に過ごせるようになっています。

この辺は完全に好みで、私個人の意見としては、女性なら部分空調の方が部屋にいるとき快適かな〜と思います。

ポイント⑤除湿機能

どのエアコンにも除湿機能は付いていますが、除湿方式によって取れる湿気はまるきり変わってきます。

除湿には再熱除湿と弱冷房除湿があるのですが、たくさん湿気を取れるのはダンゼン再熱除湿

弱冷房除湿は、エアコン内部を冷やして除湿し、そのまま送風するので部屋の温度は下がり湿気はあまり取れません。

再熱方式は、内部を冷やして湿気を取るのは同じなのですが、温めてから送風するので部屋の温度も下がらず湿気をたくさん取ることができます。

日本は湿度が高いから、いい除湿がついてると全然違うよ!

ポイント⑥スマホ連携

スマホと連携できるのも最近のエアコンのいいところ!
本体にWi-Fiアダプターを取り付け、スマホをリモコンがわりにすることが可能です

最近では本体にWi-Fiアダプタを内蔵してあるモデルも増えてきています。

寒冷地エアコン比較表

製品名 メガ暖白熊くん
XK56L2
スゴ暖
S56XTDXP
ズバ暖霧ヶ峰
ZD5621
エオリア
UX561D2
ノクリア
ZN561L2
メーカー 日立 ダイキン 三菱 パナソニック 富士通
センサー くらしカメラA.I 人・床・壁 ムーブアイmirAI 人・日射
お部屋学習
人感・温度
霜取り リバースファン
デフロスト暖房
みはって霜取りS
記載なし デュアルオン
デフロスト構造
ハイブリッド
エネチャージ
ホットキープ
除霜
スマホ連携 内蔵 内蔵 内蔵 内蔵 内蔵
清潔性
凍結洗浄
ファンロボ

加湿水洗浄

外せるボディ

ナノイーX

加熱除菌
気流の制御
除湿方式
再熱除湿

弱冷房除湿

再熱除湿

弱冷房除湿

弱冷房除湿
省エネ達成率 128% 128% 110% 124% 124%
APF 6.4 6.4 5.5 6.2 6.2

日立の寒冷地エアコン

日立の寒冷地エアコンの特徴をご紹介します。
実は寒冷地では特に売れているのが日立のメガ暖白くまくんです。

リバースファンデフロスト&みはって霜取りS

室内機のファンを逆回転させ、室内の暖気を利用し室外器の温度を上げ、さらに室外機のファンを逆回転させ熱交換器に風を当てることで霜取り運転をアシストし、霜取り時間を短縮。

みはって霜取りSは室外機にある熱交換器の温度と外気温をみて、必要な時だけ霜取りに入ります。

さらに霜取りに入る前にも、お部屋の中を暖かくする「あらかじめ温風」で、霜取り中の室温低下を予防。

凍結洗浄ファンロボ+室外機洗浄

フィルター清掃だけではなく、その下にある熱交換器とファンと、室外機まで自動でお掃除してくれます。

ちなみにこれがあれば業者に清掃は頼まなくていい!…というわけではありません。
ただ他のエアコンよりも汚れにくくなるのは確実です。

くらしカメラAI

お部屋の間取りや温度、家具の位置、床の材質、吊り戸棚、人を20人まで識別し、エアコンから出る風を調整して快適に運転してくれます。

お部屋に暑がりと寒がりさんがいても、AIが在室時間や温度を見てくれるのでどんな人でも快適に過ごせるのがくらしカメラのいい点です。

パナソニックの寒冷地エアコン

ハイブリッドエネチャージ

ハイブリッドエネチャージとは

捨てていた排熱を蓄熱機、いわゆる保温瓶のようなものにためておき、さらに冷媒加熱ヒーターで霜取りを助けてくれるのがハイブリッドエネチャージ。

こちらもノンストップと書いてあることもありますが、状況によっては霜取りに入ります。

ナノイーXでカビ・ニオイ・花粉などを抑制

ナノイーXという高濃度なイオンで熱交換器のカビを抑制。さらにお部屋にもナノイーを放出することで、ニオイや花粉、菌やウイルスも抑制してくれます。

ダイキンの寒冷地エアコン

垂直気流

運転始めは空間や床面をムラなく暖房し、設定温度に到達したらフラップを壁に向けて風を垂直に送るので、風を感じにくい快適暖房を行います。

霜がつきにくい熱交換器

熱交換器に温度の高い冷媒を循環させて、霜がつきにくいようにしています。

放電・洗浄

冷房・除湿のときにでた水分で熱交換器の汚れを洗浄するという機能。

洗浄時の結露水は約1リットルと記載がありますが、屋外が35℃で最長1時間の冷房運転をした場合の量。
最大1Lは30秒間におよそ8.3cc。凍結洗浄は30秒間に約50ccです。水分の勢いが違うので、凍結洗浄と同じ効果があるとは言えません。

放電に関してはストリーマという酸化分解力を持ったプラズマを照射することで、内部のカビを抑制してくれます。

三菱の寒冷地エアコン

デュアルオンデフロスト回路

デュアルオンデフロスト構造とは

熱交換器を上下に分け、霜取りを交互に行うので、霜取りをしていても暖かさが途切れないというもの。
世界初となっていますが、以前富士通や日立でもやっていたものと似ています。
ちなみに状況によっては霜取りに入りますし、霜取り中の吹き出し温度は実演機にて確認したところだいぶ下がっていました。

止まらないというイメージで使うとあれ?っとなってしまうかも。

はずせるボディ&はずせるフィルターおそうじメカ

フラップやお掃除ロボ部分を取り外し、自分でお掃除することが可能。ファンの部分はお掃除不可ですが、自分で実際にやりたい方にはオススメ。
熱交換器は変形しやすいので気をつけてお手入れしましょう。

ムーブアイmirA.I.

温度を細かく見てくれるムーブアイ。住宅性能や人の位置、人数などもチェックし、先読み運転も可能に。
リモコンのAIボタンを押すと、ムーブアイで温度を自動で調整して快適な運転をしてくれます。

富士通の寒冷地エアコン

ホットキープ除霜

霜取り運転に入る前に、お部屋の温度を上げてく機能。霜取り中も室内の温度の低下を防いでくれます。

デュアルブラスター

本体の両脇についている送風機。暖気は上に上に上がってしまうので、送風機で押さえ込み、お部屋全体を暖かくしてくれます。

10℃暖房

設定をしておけばお部屋の温度が下がりすぎないように暖めてくれます。
お年寄りだけのお家であれば、設定しておくと安心。

東芝の寒冷地エアコン

ダッシュ暖房

リモコンのダッシュボタンを押すと余熱運転を行い、暖房ボタンを押した時に温風が素早く出せます。

連続暖房運転

外気温がマイナス15℃でも6時間の連続運転を行います。マイナス27℃でも運転可能なので、寒冷地でもパワフルな暖房が期待できるのが魅力。

寒冷地エアコンのQ&A

寒冷地エアコンとファンヒーターどっちが暖かいの?

 

温風の温度が高いのは断然ファンヒーター

 

よく聞かれるのがこちらの質問ですが、ファンヒーターの方がすぐに温風が出て、出てくる温風の温度も高いです。

ファンヒーターは持ち運べて本体も比較的お手頃で、外気温に影響されないというメリットはありますが、毎回灯油を買って入れる手間や結露してしまうというデメリットもあります。

エアコンは全体を暖かくしてくれて、安全性も高く、電気代が安いのがメリットですが、乾燥してしまったり外気温が下がると温まるのに時間がかかってしまうデメリットも。

どちらもメリットとデメリットがあるので使用用途にあった選び方をしてくださいね!

寒冷地エアコンとファンヒーターどっちがコスパがいい?

 

エアコン。ただし初期投資がかかる

暖房器具の中で1番電気代がかからないのは実はエアコン。

ファンヒーターに使う灯油代と比べると、エアコンの電気代の方が安くなる可能性の方が高いです。

ただし、エアコンは専用コンセントが必要だったり、暖房能力の高い機種は本体代がちょっと高いため初期投資費用がかかります。

寒冷地エアコンと普通のエアコンどっちがいいの?

 

気温が5℃以下になるなら寒冷地エアコンがおすすめ

東北地方などいわゆる寒冷地で、マイナス10℃以下になるなら断然寒冷地エアコンを選んだ方がいいと言えます。

ただ、寒冷地でない地域であっても、気温が5℃以下になるとエアコンは霜取り運転に入る確率が高くなるため、冬の気温が5℃以下になる地域でも寒冷地エアコンはオススメです。

暖房能力の高い寒冷地エアコンを選んでおけば、夏も冬も快適に過ごせますよ!

寒冷地エアコンまとめ

寒冷地仕様のエアコンは外気温が低くても、メインの暖房器具として使えるハイパワーなエアコンです。

これから寒冷地エアコンの購入を検討しているのであれば、お部屋に合わせてグレードを選んでくださいね。

さらに清潔性・電気代・本体価格など、人によって気になるポイントは変わってくると思います。

エアコンは1度購入すれば長く使える生活家電なので、自分のお家にぴったりなものを選んでくださいね!

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