毎日の食事作りを助けてくれる自動調理器の選び方とメーカーごとの比較、おすすめのランキングをまとめました。
自動調理器って便利そうだけどどれを選んでいいかわからない…!自動というけどどこまで調理してくれるの?実際売れているものはどの商品なのかをご紹介します。
毎日の食事作りって大変ですよね。
最近では共働きや子育てしながら働くという方も多く、なかなか家事まで手が回らないという方も多いはず。
そんな方のためにおすすめしたいのが自動調理器です!
材料を入れてセットすれば料理が完成するという、まさに夢のような家電。様々なメーカーで発売されており、値段もピンからキリまであります。
そこで今回は、自動調理器のそれぞれの違いと選び方、おすすめの機種をご紹介します。
自動調理器が欲しいけどどれを選んでいいかわからない、という方の参考になれば嬉しいです。
聞いたことあるのはホットクックぐらいだけど、他にもたくさんあってどうやって選ぶのかわからないよ〜
今回は人気のある自動調理器6種類を表で比較して、自動調理器の選び方とおすすめのランキングを紹介するよ〜
自動調理家電ってどんなもの?
自動調理器とは、材料を入れてボタンを押せば、様々な調理法で料理を作ってくれるもの。
調理法はその機種によって違い、圧力鍋タイプや無水鍋タイプ、昔からあるスロークッカーなどさまざまです。
自動調理器の一覧表
今回は自動調理器の中でも人気の6製品を比較しました。
ネットの口コミでも、家電量販店でも安定的に売れているのがSHARP、象印、T-fal、パナソニック、siroca、アイリスオーヤマの6社です。
自動調理器を買おうと思っているけどどれがいいかわからない、という方にそれぞれの特徴や選び方、どんな人にどの製品がおすすめなのかご紹介します。
商品画像 | ホットクック | 煮込み自慢 | cook4me | SR-MP300 | クックマイスター | KPC-MA2 |
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メーカー名 | SHARP | 象印 | T-fal | パナソニック | siroca | アイリスオーヤマ |
容量(最大容量) | 2.4リッター | 1.5リッター | 6リッター | 3リッター | 2.6リッター | 2.2リッター |
本体サイズ | 幅39.5×奥行30.5×高さ24.9 | 幅29×奥行×37.5高さ×25 | 幅38×奥行35×高さ32.5 | 幅29.2×奥行27.8×高さ×27 | 幅26.5×奥行28.2×高さ28.3 | 幅282×奥行286×高さ213 |
コンセプト | 無水調理 | 圧力鍋 | 圧力鍋 | 圧力鍋 | 圧力鍋 | 圧力・グリル鍋 |
調理方法 | 無水調理 自動調理 予約調理 低温調理 | 一定or 可変圧力調理 無水調理 スロークック |
圧力調理 蒸す 煮込む 炒める 炊飯 |
圧力調理 無水調理 予約調理 低温調理 |
圧力調理 無水調理 蒸す スロークック |
圧力調理 無水調理 蒸す 炊飯 低温・発酵 |
予約調理 | 大15時間 小12時間 |
12時間 | × | 24時間 推奨は1時間 |
× | 12時間 |
保温時間 | 12時間 | 12時間 | 5時間 | 1時間 | 1時間 | 12時間 |
メニュー数 | 大155種類 小100種類 |
150種類 | 60種類 (上位機種150) |
100種類 | 50種類 | 65種類 |
特徴 | 自動かき混ぜ機能 | 調理法が多い 操作が簡単 |
レシピが見れる 炒め調理可能 |
バランスが◎ | 安い | コスパとデザイン◎ |
自動調理器の選び方
自動調理器の選び方をご紹介していきます。
自動調理器選びでチェックすべきポイントは以下の4つです。
- 自動調理器で出来ることをチェック
- 調理方法をチェックする
- 必要な容量を選ぶ
- 操作・お手入れ方法が簡単かどうか
- 圧力や加熱方式などの細かい部分
自動調理器で出来ることをチェックする
自動調理というと、全て自動でやってくれるイメージを持ってしまいますが、出来ることとできないことがあります。
自動調理器で出来ることは、主に以下の通りです。
- 料理の時間を短縮出来るものがある
- 火を使わないので調理中が自由
- 予約調理出来るモデルがある
- 煮込み料理を自動で出来るものがある
自動調理器は材料を入れたら圧力をかけてあっという間に煮込み料理を完成させたり、予約調理で帰宅後に出来立ての料理が食べられるというのが最大のメリット。
さらに電気調理なので、調理中に目が離せないということがなく、調理中は完全に自由なので、その間に家事を終わらせたり、お子さんと遊んだり出来るので、普段の負担を軽減することが可能です。
自動調理器は、全てを自動でやってくれるというものだけではなく、途中で止めてかき混ぜたり、材料を加えたりということが必要なものも。
中にはかき混ぜの調理まで自動のものもあるので、どこまで自動でやって欲しいかによって選ぶものが変わってきます。
調理方法やチェックする
自動調理器によって、調理方法が圧力タイプ、非圧力タイプと分かれています。
圧力鍋タイプは圧力調理によって時短調理や、無水調理や炊飯などが出来るものも。
非圧力タイプだとスロークッカーという、ゆっくりと加熱をして調理をするものと、ホットクックのようなかき混ぜまで自動のものもあります。
仕事から帰宅後に調理をして、出来るだけ早く作りたい!という方なら圧力タイプ、朝のうちにセットして、帰宅後に凝った料理を食べるなら非圧力タイプがおすすめです。
どれくらいの容量が必要かチェック
自動調理器は本体が大きいものも多いので、どれくらいの容量が必要かチェックしましょう。
自動調理器は大きいものが多く、大体2L〜のものがほとんど。これくらいのサイズであれば、4人家族でも余裕でまかなえます。
容量が大きくなるとその分本体も大きくなるので、購入前にサイズ感もチェックしてみてくださいね。
操作・お手入れ方法をチェック
せっかく買っても使い方がわかりにくかったり、お手入れがあまりに面倒では使いこなせません。
操作方法やお手入れ方法もしっかりチェックしましょう。
圧力や加熱方式など細かい部分
圧力は70kPa(キロパスカル)のものがほとんど。
圧力は、強いほど沸騰した鍋の中の温度が高くなり、短時間で食材を柔らかくすることができます。
電気圧力鍋の中には、圧力を変えながらかけられる圧力可変のものと一定圧力のものとがあり、圧力可変のものは、火の通りにくい食材では圧力を強く、柔らかいものは圧力を弱くと言った調整が可能です。
加熱方式はマイコン式とIH式とありますが、ほとんどはマイコン式。
IH式とマイコン式の違いは以下の通りです。
IH式→容器全体から加熱するのでムラなく加熱ができる。電気代は若干高め。
マイコン式→容器の下からヒーター加熱をする。IHに比べると加熱にムラが出やすいが電気代は安め。
コストはIHですが仕上がりを重視するならIH式というイメージですね。
自動調理器のおすすめランキング
上記のチェックポイントと、口コミや店舗での売れ行きをチェックし、おすすめランキングを作成しました。
1位・SHARPホットクック
ホットクックはなんといってもかき混ぜ調理と予約調理の両方ができるというのが最大のメリット。
圧力調理はないものの、かき混ぜまで自動の唯一の自動調理機なので、朝のうちに食材をセット→帰宅後に出来上がりを叶えてくれます。
操作は大きい液晶画面がわかりやすく、上位モデルは無線LAN内蔵で、音声でメニューの検索や案内をしてくれるというので驚きです。
ただし圧力調理はないので、煮物を時短で作ったりするのには不向き。
朝のうちに材料をセットするか、前日のよるに材料を入れて冷蔵庫に保管して、朝にセットという使い方が良さそう。
時短調理はないものの、かき混ぜの便利さ、無水調理の美味しさ、口コミ評価の高さと店舗での人気から1位としました!
圧倒的人気なホットクック!かき混ぜ調理まで自動なことと、栄養を逃さず美味しく調理してくれます。
私も欲しい〜〜〜!
2位・象印煮込み自慢・
象印の煮込み自慢は、初めて電気圧力鍋を使う方にも使いやすいシンプルな作りながらも、レシピが150種類もあるという本格的な圧力鍋。
見た目は完全に炊飯器ですが、この形だからこそ操作とお手入れがしやすいので、せっかく買ったのに使わなくなる…ということが少ないのでは。
圧力鍋の中では圧力がちょっと弱いので、出来上がりは若干ゆっくり。
一定圧力なので、煮崩れしにくく魚介や野菜の食感を残したまま調理可能です。じっくりと煮込むので美味しさが引出されます。
口コミでは、デザインはイマイチだが使いやすいのでヘビロテしている!と高評価が多い実力派。
3位・パナソニックSR-MP300
機能性とデザイン性を兼ね備えたパナソニックの電気圧力鍋。
圧力調理だけではなく、炊飯や無水調理、低温調理可能。
肉じゃがはたった10分で作ることができて、レシピも100種類と豊富。
本体はコンパクトながらもカレーなら4~5人分作れます。
料理の仕上がりはクセがなくさらっとしていて、大人にも子供にも受け入れられる正統派の仕上がり。
デザイン性を保つためなのか、調理画面がちょっとわかりにくく感じましたが、コスパや実力、デザイン性とバランスの良い商品です。
4位・T-falクックフォーミー
コロンとした形がド◯えもんのアイテムを思わせるクックフォーミー。
圧力調理から蒸す・煮る・炒める・炊飯までやってくれます。
液晶の画面で60〜150種類のレシピを見れて、調理の手順を教えてくれるという親切な作り!
火を使わないので、お子さんと一緒にレシピを見ながら作るのにも良さそう!
生活情報誌ESSEとコラボしていて、季節ごとの1週間レシピを提案してくれたりと献立選びにも役立ちそう。
容量が6Lなので大家族の方や大量に作り置きしたいという方にも満足な容量です。
ただし、サイズが他の圧力鍋よりもだいぶ大きいので、広めの置き場所が必要となります。
5位・sirocaSP-4D151
sirocaの電気圧力鍋は、お手頃価格でありながら1台6役のコスパの良い電気圧力鍋。
以前は液晶部分にメニュー名が出ず、ちょっと使いにくかったのですが今回はメニュー名も出るので使いやすもグッと上がりました。
使用圧力も、前モデルの60kPa(キロパスカル)から70kPaになり、食材をさらに柔らかく仕上げれるように。
サイズも1~3人用の2リッタータイプと、2~6人人用の4リッタータイプとあるので、作りたい量や家族の人数に合わせて選べます。
とにかくコスパがよく、安いからと言って内容が悪いわけではないので、初めて使う方や予算を抑えたい方にぴったりです。
6位・アイリスオーヤマKPC-MA2
低価格でデザインもいいアイリスオーヤマの電気圧力鍋。
圧力鍋としてだけではなく、卓上のグリル鍋にも使えるアイリスらしいアイディア圧力鍋です。
液晶部分にメニュー名や圧力時間、仕上がる時間も表示されるので、料理初心者や圧力鍋を初めて使う人も使いやすい仕上がり。
メニュー数は65と他と比べて多くはないものの、これだけあれば十分といえば十分です。
圧力だけでなく、低温調理にも使えるので幅広い調理ができるのが嬉しい。
ただ、容量が1.4リッターと若干小さいので、大人二人と小さいお子さん一人のご家庭ならギリ間に合うかな?と言ったところ。
大家族や大容量を作りたいという方には向きません。
コスパ重視な方におすすめ自動調理器
自動調理器を買ってみたいけど、価格が高いものはちょっと…という方や、一人暮らしで自炊を始めたいという方向けに、自動調理器の中でもコスパのいいモデルをご紹介します。
siroca
アイリスオーヤマKPC-MA2
時短重視な方におすすめの自動調理器
仕事や育児でとにかく忙しく、とにかく調理も時短したいという方向けに、調理時間も短く操作しやすい自動調理器をご紹介します。
パナソニックSR-MP300
T-falクックフォーミー
まとめ
自動調理器は、実際に導入してみるとなんで今まで使っていなかったんだろう!というほど便利な家電です。
特に忙しい共働きの方や、在宅勤務でなかなか調理時間も取れない…という方には、ぜひ試して欲しい家電の一つ。
生活に合わせて、調理法や容量、コスパを選んで、ぴったりな電気調理鍋を見つけてくださいね。
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