電子レンジは調理家電の中でも特に使用頻度が高い家電ですよね。
よく使うものだけど、見た目はあまり変わらないし何が違うのかいまいちわかりにくい家電でもあります。

新しい電子レンジが欲しいんだけど、どれも同じように見えるし色々ありすぎて迷っちゃうなぁ・・・

同じように見えて実は目的によって選ぶ機種が違ってるんだよ〜!
電子レンジはどれも同じように見えて、実は目的によって選ぶべき機種が違います。
お店に行ってみると、値段も1万〜10万以上(!)するものまで、値段の幅も大きく、どのように選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は電子レンジ・オーブンレンジの選び方と、どんな人にどの機種がおすすめなのかをご紹介します。
電子レンジ・オーブンレンジ選びの参考になれば嬉しいです♩
オーブンレンジの選び方
オーブンレンジはポイントふまえて選べば、ぴったりのものが見つかります。

選ぶポイントはこちらの5つ。
ひとつずつ解説しますね。
オーブンレンジを選ぶポイント
- 庫内の容量
- テーブルタイプの違い
- センサーの違い
- 機能の違い
- 置き場所のチェック
ポイント①庫内の容量
レンジの容量は、使用する人数によって大体の目安があります。
- 〜20L▶︎1人暮らし向け
- 20〜25L▶︎2〜3人家族向け
- 25〜30L▶︎3〜5人家族向け
このように家族の人数によって庫内容量が分かれており、そのように紹介されることもあると思いますが、実は家族の人数はあまり関係なくどのように使いたいか?という点が大事になってきます。
レンジは大きい容量になるほど高機能になり、小さい容量のものはシンプルな機能なものがほとんど。
そのため、お弁当の温めや冷凍ご飯の解凍に使うなど、ちょっとしたことに使いたいなら20L前後のもので十分ですし、同時に温めたりオーブン調理に使うのであれば大きめの30L前後の高機能なものがおすすめになって来ます。

5人家族だとしても、温め機能しか使わないのであれば30Lのレンジは必要ありません!

人数じゃなくて使い方に合わせるんだね!
ポイント②テーブルタイプの違い
レンジには2つのテーブルタイプがあります。昔ながらのくるくる回るタイプのものと、平らでフラットなテーブルのもの。それぞれどういった違いあるのでしょうか。
ターンテーブルタイプ

昔ながらのくるくると回りながら温めるレンジです。
温めるために出される「マイクロ波」が一ヶ所なのでくるくる回りながら全体にムラが出ないよう温めるためなんです。
ただ、本体が小さいものが多いので、大きめのお弁当やお皿はテーブルが回るときに引っかかってしまい、温めるときにムラになることもあります。
フラットテーブルタイプ

フラットタイプは、温めるための「マイクロ波」を拡散させ、さらにセンサーが内蔵されているので食材の温度を調整しムラなく温めます。
温めるだけならターンテーブルタイプでも十分ですが、大きめのお弁当や大きめのお皿が多い場合はフラットタイプの方がムラなく温められます。
ポイント③センサーの違い
1番使う温め機能にも実は違いがあります。
ちょうどよく温められた!という時もあれば熱すぎて取り出すのが大変だったりすることってありますよね。あれはレンジによって搭載されているセンサーの違いなんです。センサーは主に4つのタイプに分かれていて、
- 温度センサー
- 重量センサー
- 蒸気センサー
- 赤外線センサー
このようなセンサータイプがあります。
それぞれの大まかな特徴は以下の通りです。
温度センサー
庫内の温度を測って温まったかどうかを判断します。食品の温度を見ているわけではないので、温まり方にムラがあることも。
重量センサー
食品の重さを測ってどれくらい温めるか判断します。お皿の重さによっては温まりすぎることがあります。
蒸気(湿度)センサー
温めたときに発生する蒸気の量で温まったかどうかを判断しています。ラップをしてると蒸気が正確に測れないという注意点があります😥
赤外線センサー
食品の表面温度を細かくみてくれるセンサーです。細かく食品の温度を見てくれるので、しっかりと温めることができます。

ちょっといいモデルになると赤外線センサーが付いていることが多いですね!
ポイント④機能の違い
機能の違いもチェックしましょう。
レンジには、スチーム機能や調理機能など幅広い機能が付いています。
機能が多いと使いこなせないのでは…と思うかもしれませんが、高機能なものは簡単に使えて便利なものが多いのです。
機能の違いは以下の通りです。
スチーム機能
加熱した水蒸気を使って調理します。蒸気で表面を焼くので、外側はカリッと中はふっくらジューシーに。お肉やお魚の調理に使いたいですね!
過熱水蒸気
スチームと同じ機能ですが、シャープの上位機種のみほかと違い、マイクロ波を使わず栄養をできるだけ凝縮させたやり方。
ノンフライ機能
油で揚げるのではなく、熱風や上記で加熱調理します。余分な脂も落ちヘルシーでサクッとした調理ができます。
2段オーブン
上下2段で調理できます。2段で違う料理もできるので、一気に調理できて時短にも繋がります🙆♀️
自動メニュー
メニューが入っていてそれを選択して調理すると、温度や仕上がりを自動で見てくれる便利な機能!
ポイント⑤設置場所を確認しよう
最近のレンジは本体サイズが大きいものもたくさんあるので、設置場所も確認しておきましょう。
壁にぴったりとくっつけたりすると、壁紙が傷んでしまうこともあるので、前後左右にすき間があって熱の逃げ場を作れるくらいの広さをとってくださいね。
レンジの種類とタイプ別おすすめパターン
それぞれのレンジの種類とおすすめパターンをご紹介します。
単機能電子レンジの特徴
- 温め機能のみ
- お値段お手頃(1万円前後)
- 東日本・西日本でしか使えないものがある
単機能電子レンジがおすすめな人
- 温めしか使わない
- 冷凍したものの解凍
- 本体が小さいものがいい

お弁当や飲み物のあたためしか使わないという方はこちらでも十分。1人暮らしの方や、単身赴任のかたによく選ばれています。
おすすめ単機能レンジ
ハイアール JM-17H-50(60)
単機能電子レンジは、本体の性能差はそこまでないため、完全にデザイン重視で選びました。
高級感のある黒いボディはおしゃれなインテリアにもすっと馴染むデザインです。
さらにダイヤル式の操作なので、どんな人でも簡単に使えます。

東日本は50Hz、西日本は60Hzの機種を選んでくださいね
オーブンレンジの特徴
- 温め以外にもオーブン機能あり
- お値段は単機能より上がるがお手頃
オーブンレンジがおすすめな人
- トースターとしても使いたい
- グラタンやピザを焼く
- お菓子作りもしてみたい
温め以外にもオーブンとして使えるので、トースターとしても使えたり、クッキーやケーキ作りもできちゃいます。
おすすめオーブンレンジ
アイリスオーヤマ MO-T1501

オーブン機能もついてお得な機種です。ヘルツフリーといって、東日本・西日本どちらでも使える機種。
就職や転勤などで引っ越しがあるかもしれないなら、こちらのヘルツフリーのものが安心です。
スチームオーブンレンジの特徴
- スチームで焼く機能がつく
- 自動メニューも増える
- 高機能なものが多い
スチームオーブンレンジがおすすめな人
- レンジで料理もしたい
- ケーキやパンを美味しく焼きたい
- ヘルシーメニューを作りたい
オーブンレンジの機能に水蒸気を加熱して調理する機能がついた機種。
表面はこんがり、中はふっくらジューシーな仕上がりにできます。ケーキやパンなどはもちろん、自動メニューの調理や余分な脂を落としたヘルシーメニューも得意です。
おすすめスチームオーブンレンジ
おすすめ①パナソニック NE-BS2700

パナソニックのビストロは、凍ったままの食材を一気に焼き上げる「凍ったままグリル」や、高性能センサーの加熱調整によるワンボウルメニューなど、普段の食事作りに役立つオーブンレンジです。
特に凍ったままグリルは、下ごしらえした食材をオーブン皿にセットするだけで予熱なしでもあっという間にこんがり焼き上げてくれます。
共働きや忙しい方など、帰宅してからの調理時間がグッと短縮されますよ!
ただちょっとお値段が高いのが難点・・・
おすすめ②東芝 ER -VD7000

こちらも大人気なオーブンレンジ。高性能な赤外線センサーや、一気に300度まで上がるオーブン機能、遠赤外線効果で焼き上げるので外はサクサク中はふわっふわっに仕上げます。特にパンやケーキなど、オーブンを使った調理をする方には1番におすすめする機種です!
おすすめ①シャープ AX-XW600

大人気シャープのヘルシオです。
過熱水蒸気の紹介のところでちょこっと触れましたが、シャープの過熱水蒸気はほかと違い、最初から最後まで過熱水蒸気の力で調理することができます。
そのためレトルトパックをそのまま温められたり、複数の食材を同時に調理することも可能です。
そしてヘルシオの名の通り、余分な脂や塩分を落とすヘルシーな調理が得意。
電子・オーブンレンジ主要メーカー4種の特徴
電子レンジ・オーブンレンジの主要メーカーの特徴をご紹介します。大まかな特徴を紹介しているので、全ての機種に当てはまるわけではありません。

メーカーごと強みがわかると購入するときどれにするかイメージしやすいですよ
パナソニックレンジの特徴

パナソニックのビストロはスピード調理を得意としており、おかず作りや、予熱なしでのグリル調理など普段使いにぴったりなレンジです。レンジの調理にも関わらず、両面をこんがりと焼くことができるので肉や魚の料理を作りたい方うってつけなレンジですね!
東芝レンジの特徴

東芝の石窯ドームはオーブンに力を入れていて、ケーキやパンなどの調理を特に得意としています。
さらにオーブンレンジの中では珍しい深皿で、オーブンでの煮込み料理や焼く調理などもお手軽にできるので、お料理好きの方に人気です。
日立レンジの特徴

ヘルシーシェフは、独自の重量センサーと赤外線センサーを搭載しています。
このセンサーで食品を細かく見ているので、特に解凍が得意な機種ですね!
それ以外は目立った機能はないものの、バランスのいい機能で使いやすく、全体的にお値段が手頃なものが多いメーカーです。
シャープのレンジの特徴

シャープといえば過熱水蒸気を使った調理。
マイクロ波を使わないで最初から最後まで水蒸気調理ができるという優れものです。
栄養素をできるだけ壊さず、塩分と脂質を落としたヘルシーな調理が得意。
過熱水蒸気の温め機能はマイクロ波を使わないので、アルミパックをそのまま温めたり、ザルに入れたまま野菜を蒸すこともできます。
レンジの選び方まとめ
長くなってしまったので、電子レンジ・オーブンレンジの選び方を簡単におさらいしましょう。
ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。
- レンジは使い方で選ぶ
- あたためメインの方▶︎単機能レンジ
- トーストや調理もしたい▶︎オーブンレンジ
- お菓子や本格調理も▶︎ハイスペックオーブンレンジ
温め以外にも普段のおかず作りや焼き菓子作りなど、色々な使い道がある電子レンジ。
ぜひご家庭の使い方に合わせてぴったりのものを選んでくださいね。
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