
この記事では、洗濯機の耐用年数と買い替えしたほうが良いサインについてご紹介します。
さらに洗濯機を出来るだけ長持ちさせるための、驚きの方法もこっそり教えちゃいますよ!
毎日のように使う洗濯機、突然壊れてしまったら困っちゃいますよね!
簡単に買い換えられるほど安くはないですし、修理できるのか処分はどのようにすればいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
まだ壊れてないけど、年数も経ってるからそろそろかも…。壊れる前の前兆ってあるのかな
壊れる前のサインはもちろんあるよ!それに実は長持ちさせるための秘訣もあるの。
そこで今回は、洗濯機の寿命と壊れるサイン、長持ちさせる秘訣などをご紹介して行きます。
洗濯機の平均寿命は6~8年程度
洗濯機の平均寿命はおよそ6〜8年程度です。
「一般財団法人 家電製品協会」が2018年に行った家電の使用年数調査では10.8 年と、平均寿命より長く使用している方も多いのですが、毎日洗濯をする方ならおよそ6~8年程度が一般的な平均寿命となっています。
メーカーによって洗濯機の寿命は違う
洗濯機の平均寿命は6〜8年ですが、故障しても部品を交換して修理することは可能です。
ただ、メーカーでは交換する部品を保管しておく期間が決まっていて、その期間が過ぎてしまえば修理することができなくなってしまいます。
洗濯機の部品の保有期間は6年で、
メーカーによって若干違うのですが、各メーカーの保有期間は以下の表の通りです。
- 日立
- パナソニック
- 東芝
- シャープ
- 6年
- 縦型7年・ドラム式6年
- 6年
- 全自動洗濯機7年縦型・ドラム式6年
保有期間を過ぎても、偶然部品を持っていて修理できることもありますが、保有期間の6年を超えている場合の修理はあまりオススメしません。
なぜかというと、年数が経っていると直しても再び壊れてしまう可能性が高く、直してもまた修理・・・ということになりかねないのです。
せっかく直してもまた故障・・なんてことになったらショックだもんね
縦型とドラム式で寿命は変わるの?
縦型とドラム式では特に寿命は変わりません。
部品の保有期間もほぼ同じなので、壊れて修理しようとしたところ、部品がなくて修理できずに寿命ということもあります。
洗濯機の寿命の計算方法
洗濯機の寿命は、使用回数で判断することが可能です。
洗濯機はおよそ2500回使用すると寿命が来ると言われており、毎日洗濯する家庭の場合は、2500(使用回数)÷365(1年間)=6.84…。計算上6年程度で寿命となることが想定できます。
2日に1回洗濯をする場合は使用回数半分になるため12年は持つ計算になり、1日に2回洗濯をする家庭の場合は3〜4年というイメージ。
必ずこの計算通りに壊れてしまうというわけでありませんが、使用回数が3000回以上になると、不具合が出て買い換えるようになるケースが多いです。
洗濯機の寿命がなんとなくわかれば、買い換えるための予算の準備もしやすいよ
うちの洗濯機は4年目・・・いざという時のために洗濯機買い替えの予算を取っておかなきゃ!
洗濯機の寿命のサイン
洗濯機の寿命が近づくと、だんだん不具合が出てくるようになります。
どのような不具合が寿命のサインかは以下の通りです。
- 洗濯の途中で止まってしまう
- 脱水ができない
- 水漏れしてしまう
- 洗濯する時の音がうるさい
- 洗濯槽の中がカビ臭い
洗濯の途中で止まってしまう
洗濯している途中にエラーで止まってしまうのは、壊れる前のサインの一つです。
洗濯物が片寄っていたり、糸くずフィルターのつまりなどでも止まることはありますが、そのような場合は洗濯物をほぐしたり、フィルターを掃除すれば直ります。
そういった要因もないにもかかわらず、エラーがひんぱんに出る場合は、本体が故障している可能性が高いです。
脱水ができない
脱水ができない場合は、洗濯物の片寄りや排水溝のつまり、蓋が閉まっていないという理由も考えられ、これらのチェックをしても脱水できないということは、洗濯機の寿命がきたと考えられます。
水漏れしてしまう
洗濯機の水漏れは排水ホースの故障のことがほとんです。
まず排水ホースをチェックしてみて、ホースが原因だった場合は交換すれば大丈夫。
もし排水ホースではなく、洗濯槽から水漏れをした場合は洗濯機の寿命ということになります。
洗濯する時の音がうるさい
洗濯するときにガタガタと音がうるさくなってきた…。
これもまた洗濯機が壊れる前のサインです。
洗濯機にはモーターが使われているのですが、モーターの調子が悪いとガタガタと音がうるさくなり、急に動かなくなるということがよくあります。
洗濯槽の中がカビ臭い
洗濯したはずの洋服が臭い、洗濯機が臭う、こういった場合は洗濯槽にカビが生えてしまった状態です。
カビ用の洗剤で臭いが取れればいいのですが、試しても臭いが変わらない場合、洗濯槽にびっしりとカビが生えてしまっているということです。
そのまま使う猛者もいるかもしれませんが、買い替えをおすすめします・・・。
洗濯機を長持ちさせる方法
いつか買い換えるにしても、できれば長持ちさせたいですよね!
洗濯機は雑に扱ってしまうとその分壊れやすくなってしまいます。洗濯機を長持ちさせる方法は以下の4つです。
- 洗濯物は詰め込みすぎない
- 洗剤を入れすぎない
- カビを生えさせないようにする
- 定期的にメンテナンスをする
たまに水道の元栓部分を閉めておく方が長持ちする、というのも目にしますが正直そこは長持ちに関してはあまり関係ありません。
元栓に関しては災害時や水漏れ、ホースが外れてしまった場合などの万が一を想定した場合に閉めた方が安心、という程度です。
洗濯物は詰め込みすぎない
洗濯回数を減らしたいがために、まとめて洗濯をするという方もいると思いますが、あまりにも詰め込みすぎるのはNGです。
洗濯機に負担がかかりすぎて、壊れる原因となってしまうので、衣類は洗濯槽の容量の8割程度に留めましょう。
洗剤を入れすぎない
汚れが気になっても洗剤を入れすぎるのはやめましょう。
たくさん入れたからといって汚れ落ちがよくなるわけではないし、すすぎ切れなかった洗剤がカビの原因となってしまいます。
カビを生えさせないようにする
カビもまた洗濯機の寿命を縮めてしまう原因です。
カビを生えさせないためには、普段から洗濯槽を乾かしておく、お風呂の残り湯を使わないなど気をつけておく必要があります。
洗濯が終わったらフタを閉めるとカビの原因になってしまうので、フタは開けておきましょう。
残り湯での洗濯は節約のためにやるという方も多いですが、実際はポンプで組み上げる電気代もかかるため、そこまでの節約効果は見込めません。
残り湯には雑菌も多いですし、水道を利用した洗濯がオススメです。
定期的にメンテナンスをする
定期的に洗濯機のメンテナンスをすると洗濯機はグッと長持ちします。
糸くずフィルター・乾燥フィルターは使ったら毎回ゴミを捨て、洗濯槽も月に1回でも洗濯槽クリーナーを使ってお手入れする必要があります。
洗濯槽の洗浄は、メーカー純正のものを時々使うと効果が増します。
寿命が来てしまった洗濯機の処分方法
洗濯機にが壊れてしまったら、新しい洗濯機を買って壊れた洗濯機は処分する必要があります。
洗濯機は家電リサイクル法の対象になるので、
家電量販店で回収してもらう
洗濯機を新しく購入した場合、購入した家電量販店で、壊れた洗濯機を回収してもらうことができます。
購入した洗濯機を設置するときに、交換して持っていくイメージ。
新規購入せずに引き取ってもらいたいだけの場合も、連絡をすれば引き取ってくれます。引き取りの際の金額は、およそ2000円〜3000円の間です。
引き取りだけの場合は出張費が加算されることもあります。
指定取引所に持ち込んで処分する
リサイクル券を購入し、リサイクルの指定取引所に洗濯機を持ち込むと処分をしてくれます。
自分で運べない場合は家電リサイクル協力店などに連絡して、運搬してもらうことも可能です。
まとめ
洗濯機の寿命は大体6〜8年ほどとなっています。
壊れる前にはその前触れとなるサインが出るので、ちょっといつもと違うな?と思ったら、そろそろ買い替えの準備をしておきましょう。
買い替えの備えができていれば、お得な時期に購入することもできますよ。
さらに、丁寧に扱うようにすれば洗濯機も長持ちするので、普段からお手入れをし長く愛用していけたらいいですよね。

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