洗濯機は毎日のように使用する家電で、値段だって決して安くはありません。
新しく購入する場合や買い替えの場合、できる限り失敗せず自分にあった商品を選びたいですよね。

洗濯機ってどんな種類があってうちには何があってるのかな?

洗濯機の種類や選び方を紹介するよ!
洗濯機には種類や容量、それぞれのメーカーごとの機能などいろんな商品があります。
今回はサイズの選び方や、ドラム・縦型などの種類の決め方などポイントごとに紹介しています。
洗濯機選びの参考にどうぞ!
縦型とドラム式の特徴

縦型とドラム式ってどっちを選べばいいのかな?

それぞれ特徴があるからどんな風に使いたいかで選ぶといいよ!
洗濯機を選ぶ際、まず最初に悩むのは縦型にするかドラムにするか、というところではないでしょうか。
縦型、ドラム、乾燥付き、それぞれの特徴をご紹介します。
①縦型洗濯機の特徴

縦型洗濯機の特徴はやはり洗浄力の高さです。
そして使い慣れた形で違和感なく使えますし、サイズもスリムなものもあるため置き場所を選びません。
そして値段も1番お手頃で出ているのが縦型洗濯機の特徴です。
乾燥がついていない縦型は、インバーター搭載と搭載していないものとがあり、インバーター搭載型になるとドラムと同じくらいの洗浄力・節水と魅力的なモデルが多くなっています。
インバーター非搭載のノンインバーター洗濯機は、値段がとてもお手頃なっています。
インバーターと比べると運転音が大きいなどのデメリットはありますが、値段をとにかく抑えたい場合はこちらも選択肢の一つになりますね!
②縦型乾燥機付き洗濯機の特徴

縦型洗濯機に乾燥機能がついたものです。
こちらも洗浄力の高さと使い慣れた形、置き場所を選ばないので人気は高いです。
乾燥機能についてはヒーター式の乾燥方法のため、衣類の縮みや痛みが起きやすいです。
ドラムより乾燥容量は少なく電気代も高くなっているので、乾燥を頻繁に使う方にはあまり向きません。
しかしドラムより値段が手頃なので、乾燥は時々しか使わない方・使ってもタオルぐらいという方には普段の洗濯が格段に楽になるのでおすすめです。
③ドラム式洗濯機の特徴

ドラム式洗濯機の特徴はやはりその大容量と乾燥機能で、たくさんの洗濯物を少ない水で洗いしっかりと乾燥させる事が出来ます。
乾燥方法はヒートポンプ式やヒートリサイクルなどで、衣類の痛みや縮みの少ない乾燥方法のため、乾燥を頻繁に使う方には絶対的にドラム式がおすすめです。
ただし本体代は一番高いのがドラム式になっており、そこまで乾燥を使わないという方にはメリットが感じにくいかもしれません。
容量を選ぶ

洗濯機の容量はどうやって決めたらいいの?

洗濯機の容量は家族の人数や洗濯の頻度で選んでね!
1日1人あたりの洗濯物は約1.5kgが目安

一般的に1日一人当たりの洗濯物は1.5kgと言われています。
1.5kgと言ってもなかなか想像がしづらいですよね。具体的にはシャツや下着、肌着、靴下、パジャマ、タオルなどになります。
容量は人数と洗濯の頻度で考えよう

大人1人分が1.5kgということは
- 4人家族の場合は約6kgが目安
- 2人暮らしで2日に1度の洗濯なら6kg
毛布やカーテンなど大物を洗うことや、効率よく洗濯するためにはプラス1kgくらいの容量がおすすめです。
あまり小さい容量のもので洗うと、ぎゅうぎゅう詰めになって上手く洗えないこともあるので余裕を持ったサイズを選びましょう。
容量別の特徴と洗濯頻度の目安
4〜5kg容量

4〜5kgは、主に1人暮らしの方向けの容量です。
お値段も手頃なものが多く、本体のサイズもコンパクトなので置き場所を選びません。
性能もシンプルなものが多く、洗濯時間やコースを選ぶのではなくオートで洗濯するようなものが多いです。
5〜7kg容量

2〜3人家族やまとめ洗いすることが多い方向けの容量です。
洗濯時間やコースが選べたり、風呂水ポンプ付きのものも多くなってきます。
毛布やタオルケットなど大物を洗う場合や節水モデルがいい場合は7kgサイズがおすすめです。
7〜9kg容量

3〜5人の中人数家族でまとめ洗いもする方向けの容量です。
この容量は各メーカーの主要モデルが勢揃い!
性能もいいものが多く、節水や静音・乾燥付きなどもあり、お買い得なものが出ていることも多いです。
9kg以上容量

大人数の家族や週末にまとめ洗いする方向けの容量。
共働きの方や週末一気に洗濯するという方も増えてきているため、9kg以上の大型モデルも人気が高くなっています。
値段も少し上がりますが、まとめ洗いで節水・時間の短縮などが出来るので、必要な方にとっては値段以上の価値のあるモデルです。
乾燥する?しない?使い方に合わせよう
洗濯機には乾燥機付きのものと乾燥機が付いていないものがあります。
乾燥まで使うかどうかを最初に考えておくと選ぶのがスムーズになります。

乾燥機能、あった方がいいのかなぁ

外で干せない時、どんな風に乾かすかで選べば大丈夫だよ
乾燥機能が必要ない場合
- 浴室乾燥がある
- 除湿機で部屋干しする
こういった場合は乾燥なしを選ぶことが多いです。
逆に乾燥機能が必要な場合はどういった場合でしょうか。
乾燥機能が必要な場合
- 除湿機がない
- 忙しいので干す時間がない
部屋干しをしなかったりそもそも忙しくて干せないという場合は断然!乾燥機能付きがおすすめです。
夜の間に乾かせたりもするので便利なんですよね。
乾燥なし洗濯機の特徴
乾燥がついていない洗濯機は4〜10kgまで幅広い容量がありますが、簡易乾燥や送風乾燥という機能がついている事があります。
乾燥となっていますが、実際どういう機能でどれくらい乾かせるんでしょうか?
乾燥ありの洗濯機の特徴
乾燥がついている洗濯機も種類があり、それぞれ何を乾燥させるか、どこまで乾かすかによって選ぶ種類が変わってきます。
縦型 洗濯乾燥機
例)パナソニック NA-FW100K8

価格 | 乾燥付きの中で1番やすい |
乾燥容量 | 少ない |
衣類縮み・いたみ | あり |
水道代 | 高い |
おすすめな人 | 乾燥をたまに使う人 |
乾燥する容量はあまり多くなく、4〜5kg程度。
洗い方はかくはん水流のもみ洗いで洗浄力が高いものが多いです。
本体の値段は乾燥機能付きの中ではお手頃になっていて、乾燥はヒーター方式。
乾燥するとき高温になるため衣類の痛みや縮みがおきやすく、乾燥時に冷却水も使用するので水道代もちょっと高くなるかも。
乾燥は使うけど、乾燥は時々、もしくはタオル類の乾燥がメインならおすすめの機種です。
ドラム式洗濯乾燥機
乾燥をよく使うならやっぱりドラムがおすすめです!
乾燥容量も6kgと多くなり、シワを伸ばして乾かしたり省エネ性が高かったりと多機能になってきます。
洗い方は縦型と違い基本的にはたたき洗い。節水や生地の痛みにくさが挙げられます。ただ、タオルはパイル地が寝てしまってごわつくことも。
ヒーター式とヒートポンプ式がありますがそれぞれの特徴があります。
ドラム式洗濯乾燥機・ヒーター式
例)パナソニックCubleNA-VG750R

価格 | 乾燥付きの中では中間くらいの価格帯 |
乾燥容量 | 多い |
衣類縮み・いたみ | あり |
水道代 | 少し高い |
おすすめな人 | 乾燥は時々 タオル類が多い |
ドラム式で乾燥はヒーター式。容量も大きく、値段も中間くらいで乾燥付きを初めて使う方も買いやすいグレードです。
乾燥方法がヒーター式だと、乾燥するときに高温になるので衣類の痛みや縮みは出やすくなります。
乾燥は時々使う方・乾燥してもタオル類という方にはおすすめです!
ドラム式洗濯乾燥機・ヒートポンプ式
例)日立 BD-SX110FL
価格 | 乾燥付きの中では高め |
乾燥容量 | 多い |
衣類縮み・いたみ | 少ない |
水道代 | 安い |
おすすめな人 | 乾燥をメインで使う 衣類の乾燥が多い |
容量も多く、価格も1番高い部類なのですが、乾燥をよく使うなら絶対的におすすめなのがドラムのヒートポンプ式乾燥です。
ヒートポン式の乾燥は高温にしないで乾燥することができるので、衣類の縮みや痛みも少なく、さらにヒーター式よりも節水になっています。
週に3回は乾燥させる人、共働きで忙しいという方には値段以上の価値はあると思います。
実際に管理人はドラム洗濯機(ヒートポンプ式)を使用していますがめっちゃ便利です…!
ただ乾燥を使わない場合は値段がちょっと高いと思うので、そこは使用頻度に合わせて機種を選んでくださいね♩
メーカーを決める
洗濯機の大体の機種が決まったら次はメーカーを選びましょう。
メーカーごとにそれぞれ特徴がありますよ♩
縦型洗濯機の主要メーカーの記事はこちら

ドラム式洗濯機の主要メーカーの記事はこちら

まとめ
ざっくりとでしたがなんとなくイメージが掴めたでしょうか。
洗濯機、毎日使うものだから納得のいくものをぜひ選んでくださいね!
最後にもう一度おさらいを。
洗濯機の選び方まとめ
- 容量は人数と洗濯頻度で選ぶ
- 乾燥は外に干せない場合考える
- 乾燥しないなら縦型
- 乾燥メインならドラム式
洗濯機選びの参考になれば嬉しいです!
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